今回の記事は、徳島県鳴門市にある「ガレの森美術館」について紹介していきます。
ガレの森美術館ですが、公式ホームページを検索しても出て来ず。。涙
なので少しまとめてみようと思いました。
参考までにご覧いただければ幸いです。
所在地
徳島県鳴門市撫養町林崎字北殿町149
妙見山公園内
アクセス
- JR鳴門線「鳴門駅」下車→徒歩20分または車で5分
- 徳島空港→車で10分
- 神戸淡路鳴門自動車道「鳴門北IC」→車で10分
駐車場
有り
営業時間
10時00分~16時00分
休業日
毎週木曜日
12月29日~1月4日
※不定休の場合があります。
料金
大人:800円
学生:500円
美術館の特徴
19世紀のフランスのガラス工芸家、エミール・ガレの作品を中心に展示。チタンを炎で焼きあげることで発色する美しい蒼を特徴とする、チタンアーティスト与吉の作品も常設展示されている。
出典:Wikipedia 鳴門ガレの森美術館
エミール・ガレとは
1846年 〜 1904年
1846年、フランス北東部のナンシーに生まれ。ガラスと陶器を扱う商社を経営する父のもと、早くからガラス製作の技術を学びます。1894年にはナンシーにガラス工場を新設して事業を拡大し、デザインから製作までの一貫生産を始めました。1878年のパリ万国博覧会で、陶器とガラス部門で銅賞を受賞。1889年のパリ万博ではガラス部門でグランプリを、そして陶器、家具部門でも金賞、銀賞を受賞するなど、多彩な才能を発揮して、1900年万博において不朽の名声を確立します。ガレは、植物学や生物学のほか、文学や哲学など多岐にわたる学問への深い造詣を、ガラスの造型や意匠にいかんなく発揮して、芸術性の高いガラス作品を生み出しました。1904年にナンシーにて歿。
「アール・ヌーヴォー」(Art Nouveau)とは、フランス語で「新しい芸術」という意味で、19世紀後半に生まれ、世紀末に花開いた国際的な芸術様式です。自然の有機的な形態を着想源とした曲線をふんだんに用いたこの芸術運動において、ガラス工芸の分野で頭角を現したのがガレでした。ガレは伝統的な工芸の意匠から脱却し、いち早く自然をモティーフとしたデザインを取り入れるとともに、ガラス工芸の第一人者として認められ、その地位を不動のものとしました。
象徴主義とは、19世紀末に展開された芸術運動のひとつで、暗示的な表現を多く用い、人間の内面的な苦悩や夢想を表現したものです。ガレはガラス工芸の分野で象徴主義の先駆をなした人物でした。従来の透明ガラスの装飾から離れさまざまな技法を自ら開発して、不透明な重く鈍い色彩のガラス作品を数多く手がけました。また、図案と共に詩文を刻んだ「もの言うガラス」と呼ばれるシリーズにも取り組んでいます。
出典:ポーラ美術館 エミール・ガレについて https://www.polamuseum.or.jp/sp/emile_galle/about_20180216_1
ひとり言
徳島にある数少ない美術館のひとつである「ガレの森美術館」であります。
鳴門市には、大塚国際美術館という国際的にも有名な美術館がありますが、絵画とはまた違った魅力を感じることができると思います。
光の魔術師、エミール・ガレ。
光を設計するということがどういうことなのか。
実際にエミール・ガレの作品を観て、体験することで知れるかもしれませんね。